音大を出ていない私がピアノを教えて大丈夫・・?
こんにちは!音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ奏者 野元麻美です。
私は音楽家専門心理カウンセラーとして、全国の音楽家さんとお話ししていますが
「音大を出ていないんですけど、レッスンして大丈夫なんでしょうか?自信が持てません。」
というご質問をよくいただきます。
『保育士資格を持っているけど、音大を出ていない。
知り合いのママさんから「うちの子教えて!」と言われて教えているうちに
生徒さんがどんどん増えてしまった。』
『教育大出身なので、音大卒の人ほど演奏できない・・。
それでもレッスンしていいんでしょうか?』
特にピアノの先生が多いようです。音大を出ていないことに引け目を感じてしまう・・という方もいらっしゃいます。周りの音大卒のピアノの先生と比べてしまって苦しいというお声も多くいただきます。
講師業に音大を出ていることは必須ではない
まずレッスンをすることに、音大を出ていることが必要かと言われると、必ずしもそうではありませんよね。
大手音楽教室の講師募集にも「音大卒業程度の演奏力」などと書かれている場合があるくらいですので、講師業をするために音大を出ていることは必須ではないのです。
私も指導歴は20年以上になりますが、演奏するスキルと指導をするスキルは全く違うものだと感じます。演奏がうまくても指導はイマイチ・・という音大卒の方も、多いのが事実。コミュニケーション能力が求められるので、自分がうまく演奏するだけではダメだということです。
音大卒業程度の演奏力と指導スキルがあるのなら、あとは自分の気持ちの問題ということになります。
しかし中には、「音楽の勉強はずっと続けているけど、やってもやっても安心できない」という先生も。これは辛いですね・・・。
では、どうやって自信をつけていけばいいのでしょうか。
音大を出ていない先生が自信をつける方法
『音大を出ていなくてもレッスンをしていい。そう頭ではわかっているけど、私で大丈夫かな・・と思ってしまう・・』そんな先生のために、自信をつける方法をお伝えします!
① 音大を出ていない自分のレッスンの強みを理解する
自分のレッスンの「強みを」ノートに書き出してみましょう。例えば
・保育士資格を持っているから、小さい子への声かけが得意
・会社勤めの経験があるから、大人の方の練習ペースを理解して楽しいレッスンができる
・大手教室とは違って、お子さんの発達状況に丁寧に寄り添える
・自由にレッスンの振替ができる
「強みなんてない・・」と思われた方、いらっしゃるのでは?(笑)
強みがない人なんて、いません!大丈夫です♪(自分の強みを受け入れたくなかったり、嫌ったりする方はいらっしゃいます)
わからないときは周りの人に聞いたり、私のような心理カウンセラーなど誰か「鏡」になってくれる人に聞いてみるのもお勧めです。もちろん私にお話を聞かせていただければ、あなたの強みをしっかりとお伝えします!
②音大を出ていない自分の「役割」を理解する
あなたはどんな生徒さんをレッスンするのが得意ですか?
コンクールで入賞する生徒さんがいなかったり、コンクールに向けてのレッスンは引き受けていなくても、あなたのお教室には「役割」があるはず。
音楽が好きな子を育てたい!など、指導への想いもあると思います。完璧なレッスンを目指さなくて大丈夫。あなただからできるレッスンに、自信を持ってくださいね!
③音大を出ていなくてもレッスンしていい!と自分に本気で許可をする
「ピアノを教えるからには!」などと自分にプレッシャーをかけて、完璧な先生を自分に求めていませんか?
今の自分のままで、生徒さんに楽しくレッスンしていいよ。そんなふうにレッスンすることを自分に許可してあげてくださいね!他の人の許可は必要ありません。
音大を出ていない先生に覚えておいてほしいこと
きっとあなたはいろんな勉強をしたり、レッスンを受けたりして自分なりの努力をされていると思います。
先ほどもお伝えしたとおり、私も20年以上打楽器のレッスンをしてきた中ではっきりと言えることは、うまく演奏することと、うまく教えることは別だということ。
「私で大丈夫?」という気持ちには、どこかで「私なら大丈夫!」と終止符を打たないと、その不安はずーっと付きまとってきます。1人で難しい時は、私が全力でお手伝いしますのでオンライン無料相談へお申し込みくださいね♪
あなたらしいレッスンをどうぞこれからも楽しんでください!あなたなら大丈夫です。
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