目次
- 1 本番が来るのが怖い。手の震えをどうにかしたい
- 1-1-1
- 1-1-2
- 1-1-3 同じような悩みを抱えている方へ
本番が来るのが怖い。手の震えをどうにかしたい
を受けてくださった方からご感想をいただきましたので
紹介させていただきます。
弦楽器奏者 女性 Aさん
主なご相談内容
「本番が来るのが怖い。演奏する時に手が震える」
・本番が近づくと不安がわいてくる
・リハーサルが憂鬱
・長い音符になると手が震える
↓
\カウンセリング後/
・不安をやわらげる言葉かけを自分にできるようになった
・練習をしない時の罪悪感が減った
・自分を責めそうになっても「ま、いっか」と思えるようになった
・過去の自分の頑張りを認められるようになった
・純粋に演奏を楽しむ余裕が出てきた
※以下、 赤字部分が野元による補足です。
①どんなことにお悩みで「心のレッスン」を受けようと思いましたか?
本番が来るのが怖い。手の震え。
Aさんは、音楽への愛情と強い責任感を持っていらっしゃる方。
合奏でソロがあるときやコンミスを務める時などは
「自分がしっかりやれば全体が良くなるから頑張らなくては!」
と常に感じていらっしゃるようでした。
②そのことについてどれくらい悩んでいましたか?
13年ほど。
Aさんは本当に長い間悩まれて、
病院で相談したこともあったそうです。
しかし、一般的なカウンセリングでは
Aさんがどれだけ深刻に悩んでいるかを
わかってもらうのはなかなか難しかったとのこと。
③心のレッスンでお伝えしたことで印象に残っていることは何ですか?
・過去の自分はすごく耐えて偉かった。
・ニュー自分、なりたい自分ごっこ。
目から鱗の発見もあってとても楽しかったです!
Aさんには、2回目のカウンセリングで
これまで歩んできた音楽人生のグラフを書いていただきました。
ご本人としては
「自分が頑張りが足りないから震えたり怖かったりするんだ!」
という思いがあったようですが、グラフにして可視化することで、
どれだけ努力を重ねてきたかを認めることができたようです。
本番が怖い!という気持ちがありながらも人前で演奏を続けたことは
誇りに思っていいこと。
過去を癒すイメージワークなどをお伝えして、
よく耐えてきたねと、ご自身のこれまでの頑張りに
寄り添ってあげることができるようになりました。
また、これまでの活動で凝り固まっていた
自分へのネガティブなセルフイメージを明るいものに変えるために、
具体的にどういう演奏家になりたいか
憧れの人などを書き出していただきました。
こうならなくては!と厳しく目標を立てるのではなく
憧れの〇〇さんのように振る舞い、演奏する遊び として
生活の中に取り入れていただくことをご提案。
前向きでポジティブな気持ちで楽器に触れる時間を長くすることで
新しい自分、ニューAさんに時間をかけて生まれ変わる方法をお伝えしました。
④カウンセリングを受けて変化したことを教えてください。
不安がわぁっと押し寄せそうになる時、
「無責任で良い」とか「なんとかなってきた」など
自分へのワードが浮かんで、
不安をやわらげるための自分への声かけが出来るようになってきた。
演奏する時に限らず、
人間は生きていれば不安をゼロにすることはできません。
安心して自分の実力を出し切れるようになるには
不安になっても大丈夫 と自分に言えるようになっておくことです。
Aさんは、カウンセリングを通して
不安になった時に自分が安心する声かけができるようになりました。
\Aさんにカウンセリングでやっていただいたこと/
・練習内容の見直し
→自分にとって効率のよい練習時間、方法はなにかを考え直す
・新しいキャッチフレーズづくり
→「自分はだめだ」などのネガティブなセルフイメージを明るいものにし、
なりたい自分に近づくためのキャッチフレーズを作る
・トラウマを癒す
→ 周りの人から言われて傷ついた体験などをイメージワークで癒す
・音楽人生グラフの作成
→これまで歩んできた道を可視化して、過去の自分を認める
・魔法の言葉
「毎日2時間練習しなくていい」
「今までよく耐えてきた!私えらい!」
「責任感、捨てよ〜」
など
同じような悩みを抱えている方へ
本番が怖い・・というお悩みを持っている方は多いと思います。
本番がくるのが異常に怖い原因の一つとして、
舞台の上での「孤独感」があります。
なんでも一人で上手くやらなければいけない!
自分さえ上手くやれば、アンサンブル全体が上手くいくはず
私が頑張らないと!
と、自分にプレッシャーをかけて追い詰めることで
本番=必ず成功させなければならないハードルの高いもの
になるのです。
失敗=重罪
という風に感じている方もいらっしゃると思います。
一人で演奏するときも、
あなたは舞台の上で楽器や聴衆とつながっています。
「私は一人じゃないんだ」
そう思えたときに、孤独感が減り
演奏する喜びを再び感じられるようになります。
演奏することに恐怖を感じる理由は
演奏以外にあることが多く
「思考のくせ」
が大きく関わっています。
思考のくせは長い時間をかけてできあがったもの。
人それぞれ持っているものは違います。
無意識に思っていることですので
それが演奏につながっていると気づくのはとても難しいこと。
自分一人ではどうにもできないことをクリアにして
演奏する時の不安を減らすことができるもの
それが心理カウンセリングです。
十分練習していても本番が怖い
夜も眠れなくなる
誰にもこの気持ちを言えなくてつらい
そう感じる方は、
ぜひ60分×3回レッスンの心のレッスン(個別カウンセリング)で
一度じっくり自分の内側に向き合うことをおすすめします。
講師プロフィール
野元麻美(のもとまみ)
音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ 奏者。
鹿児島県立松陽高等学校音楽科から平成音楽大学に特待生として進学。
自身が20年以上あがり症に苦しんだことをきっかけにカウンセリングを学び、
2017年より音楽をしている人専門の心理カウンセラーとして活動を始める。
「音楽の話ができるカウンセラーは貴重!」と
全国からカウンセリングのお申し込みがあり、
講座やカウンセリングにはリピーターさんも多い。
心屋認定カウンセラー
LAGBAG MUSIC TOGOマリンバクラス講師
みやまコンセール協力演奏家
オンラインカウンセリングルーム「Largo」主宰
\まずはお試しカウンセリングにお申し込みください/
(24時間受付中)
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