演奏メンタルレッスンを受けてくださったバイオリン奏者さんからご感想をいただきましたので、紹介させていただきます。

手が震える怖さが、演奏を楽しむ余裕へと変化

(主なご相談内容)
「本番が来るのが怖い。演奏する時に手が震える」弦楽器奏者 女性 Aさん

\レッスン前/
・本番が近づくと不安になる
・リハーサルが憂鬱
・長い音符になると手が震える



\レッスン後/

・不安をやわらげる言葉かけを自分にできるようになった 
・練習をしない時の罪悪感が減った
・自分を責めそうになっても「ま、いっか」と思えるようになった
・過去の自分の頑張りを認められるようになった
・純粋に演奏を楽しむ余裕が出てきた
・Pの小さい音でも落ち着いて演奏できた!

13年悩んでいた震えに変化が

①どんなことにお悩みで「心のレッスン」を受けようと思いましたか?

本番が来るのが怖い。手の震え」(※以下、 赤字部分が野元による補足です。)

Aさんは、音楽への愛情と強い責任感を持っていらっしゃる方。
合奏でソロがあるときやコンミスを務める時などは「自分がしっかりやれば全体が良くなるから頑張らなくては!」と常に感じていらっしゃるようでした。

②そのことについてどれくらい悩んでいましたか?

13年ほどです」

Aさんは本当に長い間悩まれて、病院で相談したこともあったそうです。しかし、一般的なカウンセリングではAさんがどれだけ深刻に悩んでいるかをわかってもらうのはなかなか難しかったとのこと。

③レッスンでお伝えしたことで印象に残っていることは何ですか?

「過去の自分はすごく耐えて偉かったということと、ニュー自分、なりたい自分ごっこをすればいいということです。目から鱗の発見もあってとても楽しかったです!

Aさんには、2回目のレッスンでこれまで歩んできた音楽人生のグラフを書いていただきました。ご本人としては「自分が頑張りが足りないから震えたり怖かったりするんだ!」という思いがあったようですが、グラフにして可視化することで、どれだけ努力を重ねてきたかを認めることができたようです。

本番が怖い!という気持ちがありながらも人前で演奏を続けたことは誇りに思っていいこと。過去を癒すイメージワークなどをお伝えして、よく耐えてきたねと、ご自身のこれまでの頑張りに寄り添ってあげることができるようになりました。

また、これまでの活動で凝り固まっていた自分へのネガティブなセルフイメージを明るいものに変えるために、具体的にどういう演奏家になりたいか憧れの人などを書き出していただきました。こうならなくては!と厳しく目標を立てるのではなく憧れの〇〇さんのように振る舞い、演奏する遊び として生活の中に取り入れていただくことをご提案。

前向きでポジティブな気持ちで楽器に触れる時間を長くすることで新しい自分、ニューAさんに時間をかけて生まれ変わる方法をお伝えしました。

④レッスンを受けて変化したことを教えてください。

不安がわぁっと押し寄せそうになる時、『無責任で良い』『これまでなんとかなってきた』など自分へのワードが浮かんで、不安をやわらげるための自分への声かけが出来るようになってきました」

弱奏の時でも落ち着いて弓を動かせるようになりました。これでいいのか!という感じでした」

演奏する時に限らず、人間は生きていれば不安をゼロにすることはできません。安心して自分の実力を出し切れるようになるには不安になっても大丈夫 と自分に言えるようになっておくことです。Aさんは、メンタルレッスンを通して不安になった時に自分が安心する声かけができるようになりました。

Aさんのレッスンでやっていただいたこと

・練習内容の見直し
 →自分にとって効率のよい練習時間、方法はなにかを考え直す

・新しいキャッチフレーズづくり
 →「自分はだめだ」などのネガティブなセルフイメージを明るいものにし、
なりたい自分に近づくためのキャッチフレーズを作る

・トラウマを癒す
→ 周りの人から言われて傷ついた体験などをイメージワークで癒す

・音楽人生グラフの作成
→これまで歩んできた道を可視化して、過去の自分を認める

・魔法の言葉

「毎日2時間練習しなくていい」
「今までよく耐えてきた!私えらい!」
「責任感、捨てよ〜」

など

同じような悩みを抱えている方へ

本番が怖い・・というお悩みを持っている方は多いと思います。
本番がくるのが怖い原因の一つとして、舞台の上での「孤独感」があります。なんでも一人で上手くやらなければいけない!自分さえ上手くやれば、アンサンブル全体が上手くいくはず私が頑張らないと!と、自分にプレッシャーをかけて追い詰めることで本番=必ず成功させなければならないハードルの高いものになるのです。

失敗=許されないことという風に感じている方もいらっしゃると思います。

一人で演奏するときも、あなたは舞台の上で楽器や聴衆とつながっています。「私は一人じゃないんだ」そう思えたときに、孤独感が減り演奏する喜びを再び感じられるようになります。演奏することに恐怖を感じる理由は
演奏以外にあることが多く「思考のくせ」が大きく関わっています。

思考のくせは長い時間をかけてできあがったもの。人それぞれ持っているものは違います。無意識に思っていることですのでそれが演奏につながっていると気づくのはとても難しいこと。自分一人ではどうにもできないことをクリアにして演奏する時の不安を減らすことができるもの、それが演奏メンタルレッスンです。

十分練習していても本番が怖い
夜も眠れなくなる
誰にもこの気持ちを言えなくてつらい

そう感じる方は、ぜひ一度無料相談でお話をお聞かせください。

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(24時間受付中)


野元麻美
Mami Nomoto

音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ奏者

あるできごとをきっかけに心理カウンセリングを受け、効果を実感したことから、心理カウンセラーとしての専門知識を習得。
2017年より「悩んでいる人をひとりにしない」をコンセプトに、音楽家専門の心理カウンセラーとして活動している。カウンセリング手法は、“心屋リセットカウンセリング”。一人ひとりに寄り添い、お悩みや困りごとの根本原因を見つけて積極的に解消に導いている。
「自分の演奏に自信がもてない」「演奏中に人の目が気になって集中できない」「音楽が大好きなはずなのに、演奏するがつらい」など、全国の悩める音楽家のみなさまより心理カウンセリングのお申し込みをいただいている。
オンライングループレッスンtuttiでのあだ名は、「マミー」。