こんにちは!
音楽家専門カウンセラー&マリンバ奏者の野元麻美です。
楽器の演奏がスランプになることは誰にでもある

あなたは楽器の演奏がスランプになったことがありますか?
私は
「昨日は調子良かったのに、今日はいまいちだな〜」
なんて思う時、たくさんあります。
どんな時でも演奏の調子が最高!!
という人っていないと思うんです。
どんなトッププレイヤーでも、
自分の調子とうまく付き合い
コントロールできる方法を見つけそれを実践しています。
私の楽器演奏スランプ克服体験談

ここで、
私がちょっとした演奏のスランプになった時
どうやって抜け出したかをお話ししたいと思います。
本番が近づいていたある日のこと。
レッスンの仕事の後に、自分のソロの練習しました。
その日はなんだか仕事前から頭がぼーっとして、
集中できない感じがあったんです。
練習を始めてみると、案の定
演奏の調子がかなり悪い!
予想外の箇所で思いっきり音を外す。
注意散漫になって演奏に集中出来ない。
手がなんとなく動いているような状態。
(これは演奏ではなく、もはや「運動」)
録音を聴き返すと全体的には悪くないのですが、
音を外してしまった時は途中で止まってしまおうかと思ったほど。
(演奏を途中でやめなかった自分偉い!)
本番まであと1週間を切っていましたので、
気持ちが動揺し、
スランプ気味になってるのを感じました。
帰りの車の中で録音を聴きながら
「これはやばいな。本番前なのに・・。どうしよう」
「あーやだな〜。本番でみじめな思いしたくないな〜」
とドヨーンとした気持ちでいたのですが、
ここで暗く落ち込んでいたのではこれまでと同じ。
演奏スランプの深みにハマってしまう危険もありました。
とりあえず
スタバに行って美味しいコーヒーを買い、
自分に対して
「本調子じゃなかったのに、よく練習したね」
と労わりながら(ここ大事)、
心理カウンセラー的視点で
今の自分を見てみることにしました。
演奏がスランプになる本当の原因は

「私はなんでこんなに落ち込んでるの?」
「本当に怖がっていることは何?」
コーヒーを飲みながら
自分に優しく聞いてみると、
ふと浮かんだのは
「みじめな自分を感じたくない」
「本番でいい演奏をできないことが悲しい」
という後ろ向きで弱々しい気持ちでした。
少し冷静になればわかるのですが
今日の練習でちょっと音を外しただけなのに
もう本番でもミスをすると決めつけています。
自分が評価を気にしすぎていることが、
調子の悪さを生み出している
こともわかりました。
私はもともと自己否定がものすごく強く、
ウルトラネガティブ出身。笑
自動的に
「うまくいかないはず」
というスイッチが入ってしまうんです。
しかし、
こうやって立ち止まって落ち着いて考えてみることで、
「まだ本番までに時間があるし
いい演奏を可能にする練習を淡々とやろう!」
と気持ちを復活させることができたんです。
1日ほどで、
プチスランプからするっと抜けることができました。
不安の正体を知って演奏するスランプから抜ける
何が不安なのか
何をわがっているのかを直視して、
不安の中身を確認すると
気持ちが復活します。
調子が悪い時って誰にでもありますよね。
あっていいんです。
(と、人には言える。笑)
そんな時は、自分の中の
「こんな風に演奏したい」
を諦めないためにも、
私がやったように
労わる
→ 冷静になってやれることを見つける
というのが効果的です。
やみくもに調子が悪い自分を責めてたり、
練習時間を増やすことは逆効果。
特に!
ちゃんと自分を労ってあげる
という作業はみなさん忘れがちですので、
省かずに丁寧にやってくださいね。
一緒にスランプを克服しましょう

スランプが長く続くと辛いですよね。
1人で乗り越えようとせずに
ぜひ一緒に乗り越えましょう!
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まずは無料相談でお話を聞かせてくださいね!
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