スランプは怖くない

こんにちは!音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ 奏者野元麻美です。

長く音楽をしていると演奏のスランプって必ずやってきます

上手くいっていたことができなくなってしまった・・どうしよう!!

そうなってしまうと、焦りや不安で心が一杯になってしまいますよね。そんな時に思い出して欲しいスランプからの脱出方法を3つお伝えします!

勇気を持って少し楽器から離れる

スランプになった時、一番最初に思い出して欲しいことは練習量を増やしてスランプを乗り越えようとしないということ。
練習をすることだけで乗り越えようとすると「なんでこんなにたくさん練習してるのによくならないんだろう・・」「やばいやばい!」という焦りの気持ちが膨らんでしまいます。これって絡まった糸をほどきたいのにどんどんもつれていく感じと似てますよね。気持ちの糸がどんどん絡まっていくんです。

気持ちが焦っている時はまずは落ち着くことが最優先。音楽をする環境から勇気を持って離れましょう。楽譜、楽器を見えないところに一旦しまうのも効果的!そしてあなたの好きなものに触れる時間を増やしましょう。どんなことでもいいんです!
・YouTubeで好きな動画を見る

・好きなお菓子を好きなだけ食べてみる
・散歩してみる
・映画を見る
・とにかく寝る
・部屋の掃除
・料理

など。

心の余裕がある時に楽しめるものをあえてやってみましょう。ポイントは「スランプになっている自分からフォーカスを外すこと」です!

体と脳を休ませる

演奏中にいつもはやらないミスをしたり注意力が低下してしまうのは単純に「疲れ」が原因だったりします。特に、次から次に色んなことを考えている状態がつづくと確実に脳が疲労していきます。頭の中が忙しくても疲れは蓄積していきますので注意しましょう。リフレッシュするにはやっぱり睡眠!びっくりするくらい早い時間に寝るというのがおすすめです。私もコンサートが続いたりカウンセリングのP C事務作業が続く時は神経がとっても疲れるので、22時ごろには布団に入るようにしています。

考えるのをストップさせてみる

スランプは音楽をやっている人なら誰にでもやってきます。それはあなたが真剣に音楽に向き合っているからやってくるんです。

「あああ〜こんな時にスランプになってる場合じゃないのに!もう!私のばか!」

そんな風に自分に厳しい言葉をかけてしまう気持ちもわかりますがあえてここは「スランプになるくらい私って本当によく頑張ってるんだな〜」と思って欲しいんです。あなたは誰よりも頑張っているはずです。少しくらいスランプになってもメンタルが凹んでも誰もあなたのことを嫌ったりしません。完璧な人間なんていないんです。

スランプにはちゃんと終わりが来る

スランプって嫌ですよね。私も何度も過去何度もスランプになってる自分を責めてしまっていました。今、もしあなたがスランプだとしてもそれは一つの通過点でしかありません。

大丈夫!

 

野元麻美
Mami Nomoto

音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ奏者

あるできごとをきっかけに心理カウンセリングを受け、効果を実感したことから、心理カウンセラーとしての専門知識を習得。

2017年より「悩んでいる人をひとりにしない」をコンセプトに、音楽家専門の心理カウンセラーとして活動している。カウンセリング手法は、“心屋リセットカウンセリング”。一人ひとりに寄り添い、お悩みや困りごとの根本原因を見つけて積極的に解消に導いている。

「自分の演奏に自信がもてない」「演奏中に人の目が気になって集中できない」「音楽が大好きなはずなのに、演奏するがつらい」など、全国の悩める音楽家のみなさまより心理カウンセリングのお申し込みをいただいている。

オンライングループレッスンtuttiでのあだ名は、「マミー」。

経歴
History

  • 幼少期からピアノ、打楽器、バイオリンなど複数の楽器演奏を習う。
  • 中学から吹奏楽部に入部。高校は吹奏楽部強豪校で全国大会へ出場。
  • 平成音楽大学にて特待生として打楽器演奏を学ぶ。
  • 音楽療法士第一種取得。
  • 大学在学中から演奏活動を開始。これまで幼稚園や小中学校、百貨店、病院、野外イベントなどで1000回以上、演奏を披露している。
  • 高校や大学の音楽家にて、打楽器奏法と室内楽の授業を担当。
  • 心屋塾のカウンセリングスクール(マスターコース)を経て、心屋認定カウンセラーとして活動している。
  • 音楽家のためのオンライングループレッスン「tutti」主宰。