こんにちは!音楽家専門心理カウンセラー・マリンバ奏者 野元麻美です。今日は私があがり症を手放した方法をお伝えしたいと思います。

ひどいあがり症に悩み緊張しながら演奏した20年

私は20年以上ひどいあがり症でした。
音楽を仕事にしてからも、ずっと悩んでいたんです。

人前で演奏する時はよく手が震えて、呼吸も浅くなり、
いつもの半分くらいの実力しか出せていなかったように感じます。
本番の日が近づくと、
気持ちも不安定になってイライラしたり、ナーバスになることもありました。

いざステージに立つと、照明が当たっている楽器を見て余計緊張し、体がガチガチに。
脳内はプチパニック状態!
演奏している間の記憶がないことが多く、手だけが勝手に演奏をしているような気持ち悪い感覚でした。

そのたびに

「あ~、私は演奏に向いていないんだ。なんでやってるんだろう。」

なんて、ネガティブに考えていたものです。
もしかしたらあなたも同じ気持ちになったことがあるかもしれませんね。

あがり症の人が人前で演奏する時に緊張する理由

そもそもなぜ緊張するんでしょうか?

1人で練習している時はリラックスしているのに、
人の視線を感じると急に緊張してくる・・

という方も多いかと思います。(私もそうでした)

こうなってしまう原因の一つに、
自分の実力以上のことをしようとしているから
ということがあります。

緊張したときに起こる体のそわそわや、ドキドキ、手の震えなどは、
体の反応としては正常なもので、何もおかしくはありません。

アスリートなどは、それを上手く利用してエネルギーに変えていますよね!

昔の私は、演奏を聴いた人に「すごい!」と言われたくて頑張っていました。(笑)
あなたはどうですか?

緊張を和らげて演奏する方法。あがり症克服はじめの一歩

緊張を上手く使う方法としてまず大事なのは、

緊張している自分、本番を怖がっている自分をダメだと思わないこと

です。

抑えようとすればするほど、膨らむのが緊張です。

深呼吸をするといいとか、掌に人の文字を書くといいとか、
世間一般には色んな方法がありますよね。
でも、私はどれを試しても効果がありませんでした(残念…笑)

そんな私があがり症を手放した方法の一つが、
堂々と間違うことを自分に許可することでした。

リラックスすることを一旦諦めて
どんなにガチガチでも最後まで演奏できたらOK!
という風にハードルを下げたんです。

「リラックスなんてしなくていいよ」
「練習本当に頑張ってるよね」
「それでいいよ」
「取り上げず力が入ったままで最後まで弾けたら合格!だよ」

そんな風に優しく自分に言ってあげたことが、
私にとって大きなターニングポイントでした。

この作戦で、あるオーディションに合格演奏の仕事をいただけるようにもなりました。

その後、完璧を求めて自分にプレッシャーをかけることもなくなり、
私のパフォーマンスの質は少しずつ安定していきました。

緊張している自分のままでそこそこの演奏ができること、
そして
それを許可すること

これを何回も積み上げていったことで、私の中で自信が育っていき、
本来の音楽の目的である

「自分がどうその曲を奏でたいか」

というところに集中できるようになりました。

そのほか、
ルーティーンを作ったり自分なりのHSP対策などをすることで、
私のあがり症(演奏の恐怖)は少しずつ和らいでいったんです。

恐怖心が体の中から出ていった感覚があります。

この頃、あがり症を克服するためにありとあらゆる方法を試し、
私にとって一番効果的だったのが心理カウンセリングでした。

そして、同じようにお悩みの音楽家さんのお役に立つために
2017年から始めたのが、「音楽家専門心理カウンセリング」なんです。

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あがり症の演奏者さんが緊張をほぐすための魔法の言葉

あがり症がひどい人は
「○○○になったらどうしよう」
という予期不安が強い傾向にあります。

そんな時につぶやいて欲しい言葉が
「私の演奏は歓迎されている」
です。

あがり症をなんとか克服しようと戦うのではなく、
今の自分をそのままをさらけ出す

失敗しても上手くいかなくても嫌われることはない。
1人になることもないんだ

と体感できるようになれば、少しずつあがり症を克服することができます。

緊張を怖がることなく

緊張しても心を込めて逃げずに演奏をするということができたらOK!

と思ってみてくださいね♪

あなたの演奏は歓迎されています。

よかったらどこかにメモして、いつも見返すようにしてみてください。

演奏する時の緊張について周りに相談する人がいなくて、
もう何年も1人で悩んでいるとしたら、
ぜひお話を聞かせてくださいね♪

あがり症歴20年以上だった私が、お話をお聞きします♪

オンラインの無料相談を随時受け付けています。
一緒に解決して演奏を満喫できるようになりましょう!

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