講師演奏のミスは許されない?!

こんにちは!音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ奏者の野元麻美です。

レッスンをしている先生方からのご相談で多いのが、
「先生なんだからちゃんとしなきゃ!と思うと、演奏するのがプレッシャーです」
「保護者の方達の視線が気になります・・」
「普段はレッスンだけで、人前で弾くことがほとんどないので緊張します」
というもの。あなたはいかがでしょうか?

「先生なんだからちゃんとしなきゃ。お手本のような演奏をしなきゃ!」と思うことはありませんか?
特に、年に一度の発表会での講師演奏では、そう思うかたご多いのではないでしょうか。

実際、「講師演奏がプレッシャーだから、本番に強くなるためにレッスンしてほしい!」とメンタルレッスンにお申し込みくださる方は多いんです。同じようなお悩みを抱えている方のために、気楽に演奏できるマインドセットをご紹介します。

完璧でなくていい

「大事な生徒さんのために良い演奏を聞かせたい!」そんな気持ちはとても素敵なこと。しかし「一音も間違えてはいけない」と自分にプレシャーをかけてしまうと、あなたが望んでいるような演奏からは遠ざかってしまいます。もっと気楽に楽しむだけで、実は大丈夫なんです♪誰かから花丸をもらうための演奏は、音楽の本質からは離れてしまいますよね。あなたはきっと生徒さんたちに「楽しくのびのびと演奏してほしい!」と思っているのではないでしょうか。まずはあなたがそれを体現してみてください♪

誰も離れていかないから大丈夫

もし演奏で少しミスがあったとしても、それだけで大事な生徒さんたちが離れていくことはありません。安心してください。楽しんんで弾いている姿を見せるだけで大丈夫なんです。先生だって間違えていいんです。お手本の演奏、正解の演奏を披露することを目的にしないで、ぜひ自分が舞台の上で楽しめるような準備をしてみてくださいね!

準備をすれば不安なく演奏できる

頭ではわかっているけど、「先生下手って思われたくない」「がっかりされて、教室やめられたらどうしよう・・」そんな風に不安になることってありますよね。そんなときは、本番でそこそこの演奏ができるようにルーティーンを作ったりあがり症対策をしておくことも大事です。雑に焦ることなく、準備を重ねていけば安心感が増えます。こちらもよかったら参考にしてみてくださいね!

「発表会の講師演奏を成功させるコツ」stand fm


野元麻美
Mami Nomoto

音楽家専門心理カウンセラー&マリンバ奏者

あるできごとをきっかけに心理カウンセリングを受け、効果を実感したことから、心理カウンセラーとしての専門知識を習得。
2017年より「悩んでいる人をひとりにしない」をコンセプトに、音楽家専門の心理カウンセラーとして活動している。カウンセリング手法は、“心屋リセットカウンセリング”。一人ひとりに寄り添い、お悩みや困りごとの根本原因を見つけて積極的に解消に導いている。
「自分の演奏に自信がもてない」「演奏中に人の目が気になって集中できない」「音楽が大好きなはずなのに、演奏するがつらい」など、全国の悩める音楽家のみなさまより心理カウンセリングのお申し込みをいただいている。
オンライングループレッスンtuttiでのあだ名は、「マミー」。