こんにちは!音楽家専門心理カウンセラー・マリンバ奏者 野元麻美です。
ステージで演奏を失敗したらどうしよう・・
人前で演奏することが決まり、本番に向けての練習を一人でする中で
「あ〜失敗したくない」
「ミスしたらどうしよう」
「下手だって思われるのやだな〜」
という気持ちになることってありませんか?(ないという方がいらっしゃったら、羨ましい!)
また、本番中に頭の中で色々と考えてしまって、音楽に集中できない!という方も多いのではないでしょうか?
この「失敗する怖さ」「ミスしたくない!」と強烈に思う気持ちは、私自身、演奏を仕事にするようになってからもずっと付きまとっていた悩みでした。客席にいるお客さんの些細な動きにも敏感になってしまう。演奏しながら、うまく弾けたかどうかの確認とこの先弾けるかどうかの不安で頭がパンパン!!音楽を楽しむどころじゃなく頭の中は思考の大渋滞でした。
「こんな風に本番前に過剰に不安になったり、本番中でさえ集中できない私って変なのかな・・」
と思っていたんです。誰に相談したらいいか分からず、泣きたくなることさえありました。
ステージで失敗せずに演奏するポイントは注意力!
私の場合、この不安に対しては心理カウンセリングで自己否定を減らしたことがとても効果的でした。本番前の不安もなくなりましたし、本番中の注意力が上がったので失敗が減ったんです。もし、あなたも同じようなことで悩んでいるとしたらまずやってみて欲しいのは、まずは自分の気持ちを落ち着かせるということです。特に「焦り」を鎮める意識を持ってください。
深呼吸をして
「私は今のままでも音楽をやる資格はある」
「私の演奏は歓迎されている」
「少しずつ前に進めばいい」
「音楽で自分の欠点を埋めようとしなくていい」
と、優しく自分に言ってあげてください。少しずつ肩の力が抜けて頭の中の雑念も静かになっていくはずです。
ステージで演奏の失敗をなくすための思考はこれ
そして、私自身が演奏している時の脳内パニックを解消するためにやったことは自分に失敗する権利を与えてあげることでした。
あなたは、演奏している時に頭の中で
「あんなに練習したんだからミスしないで!」
「お客さんを満足させる演奏して!」
など、厳しい言葉を自分にかけていませんか?これは、自分のことを見張っている状態。自分のことを○か✖️かジャッジしながら演奏しているんです。
以前の私も、自分のステージで演奏しながら自分の演奏をジャッジしていました。人間、誰かに見張られると体はガチガチに固まって普段は問題なくできることもできなくなってしまうものです。
「もう自分の演奏をジャッジするのはやめよう!」と心に決めて、普段の練習の時から
「失敗することだってあるよね」
「完璧に演奏することだけが素晴らしいんじゃないよ」
「失敗することは罪じゃないよ」
と自分に何度も語りかけるようにしたんです。
何が何でも完璧に演奏しなければならない・・。そんな使命を背負った演奏、苦しすぎますよね。普段から自分の演奏をジャッジするのをやめることが本番のミスを防ぐことに大きな効果があります。
ステージでの演奏も失敗なしで堂々と!
本番は、完璧に仕上げた作品を練習通りに披露する場所ではなく、あなたが楽しんでいる音楽の世界へお客さんをお招きする場所。
できるかできないかの戦いの場所ではありません。
本番ではアドレナリンが出てそわそわドキドキすることもあると思います。でもそれは異常ではないですし、怖がることもありません。あなたなら大丈夫!必要な方に届きますように!
もっと詳しい対策を知りたい方、過去の失敗のトラウマを癒したい方はぜひ無料オンライン相談をご利用ください。
趣味で音楽をしている方もご遠慮なくどうぞ!