気づいたら、9年目に入っていました

(こちらはスタンドFMで配信した放送をもとにした書き起こし記事です)

こんにちは。
マリンバ奏者で、音楽をする人の心のサポートをしている 野元麻美です。

とても久しぶりに、スタンドFMで収録をしました。久しぶりすぎて、正直「どうやって話してたっけ?」という感じで、少し緊張しながらの再開です。

私は2017年から、オンラインで音楽家の方に向けたメンタルサポートを続けています。

先日、予約管理に使っているシステムの画面を開いたら「9年目」と表示されていて、思わずびっくり。

2017年からだから…、そうですよね。
いつの間にか9年目に入っていました。

正直、始めた当初は「10年続けよう」とか「長くやろう」なんて、まったく考えていませんでした。

ここまで続けてこられたのは、本当に、これまで私を頼ってくださった音楽家のみなさんのおかげです。

心から、ありがとうございます。


音楽家が「心」に向き合うということ

音楽を真剣に続けていると、過去の本番の失敗や、強い緊張などを誰もが一度は体験すると思います。

そういったものを一度整理し、リセットするために私のセッションを使ってくださっていること自体が、とても貴重でありがたいことだなと感じています。

なぜなら、音楽家向けのメンタルサポートは、まだまだ一般的ではないから。サポートする側として専門として続けている人は、まだまだとても少ないです。日本に10人もいないのではないでしょうか。

私はコロナ前、「Skype」でセッションをしていました。

懐かしいですね。笑

それが今まで続いていることに、一番驚いているのは、たぶん私自身です。


続けられた理由は「オタク気質」

もちろん、ずっと順調だったわけではありません。

音楽家の心をサポートするということは、
「まだ時代が追いついていないのかもしれない。少し早すぎるのかな」
と感じたことが、これまで何度もありました。

気持ちが折れそうになった(いや、ボキッと折れた。苦笑)ことも、何度もありました。

そのたびに
「これは絶対に必要なことだから」
「必要としている人がいるから、やめないほうがいい」
と声をかけてくださる方がいて、ここまで来ることができました。

もう一つ、続けられた理由があります。

それは、音楽をする人の心の動きが、私は本当に好きだということ

本番に向かうときの気持ち。
うまくいったとき、いかなかったとき。
心の状態ひとつで、演奏が大きく変わるあの感じ。

私はそこに関して、完全にオタクです。

私自身、仕事として打楽器の演奏をしますし、レッスンもしていますが、どちらかというと私はレッスンの方が好き。

「人が変わっていく過程」を見るのが大好きだからです。

心が変わり、演奏が変わり、表情が変わる。
オンラインであってもその変化ははっきり感じ取ることができましたし、その瞬間を見ることが何よりの原動力でした。


「カウンセリング」という言葉を手放す決断

9年目に入り、これからどうしていくかを改めて考えています。

大きく変わらない軸はひとつ。「困っている音楽家さんを、一人にしないこと」。このコンセプトはずっと同じです。ただ、やり方や言葉は、時間が経つにつれてしっくりこなくなるものもあります。

実は去年の秋頃、私は「カウンセリング」という言葉を使うのをやめようと決めました。

カウンセリングは、マイナスの状態から安全圏に戻るサポート、という意味合いで使われることが多いですよね。

でも私が実際にやっているのは、

  • 過去のつらい演奏体験を癒すこと
  • そこから次の本番に向けて、一歩進むこと

この両方です。

癒しと、次への一歩。
カウンセリングとコーチング、その両方。

「心理カウンセラー」という言葉が、私のやっていることと少しズレてきている。そんな感覚がずっとありました。

そこでこれからは「ドキドキしちゃう音楽家のための 心サポートレッスン」という言葉を使っていこうと思います。

長く使ってきた肩書きを手放すのは、正直、かなり大きな決断でした。

今日の収録で「音楽家専門心理カウンセラー」と名乗ったのは、
もしかしたら最後かもしれません。(ぜひ放送をお聞きくださいね!


これからも、ゆるく、続けていきます

このラジオのタイトルも「ゆるメンタル。ゆる演奏。」 に変えました。

名前も「まみ先生」にしてみました。(コンサルの方にアドバイスをいただいたので素直にそうしてみます!)


正直、ちょっと恥ずかしいですが…笑
今は一度、そのままやってみようと思っています。

私のセッションは、基本的にオンラインです。
日本だけでなく、海外にお住まいの方も多いのが特徴です。

そしてもう一つの特徴は、リピーターの方がとても多いこと

ずっと悩み続けるためではなく、その都度控えているコンサート本番に向けて伴走する。そんな使い方をしてくださっています。


9年目に入りましたが、気負わず、ゆるく、続けていくつもりです。

今日も読んでくださり、ありがとうございました!
またこのブログやラジオでお会いしましょう。