メンタルを強くしたい音楽家さんに知ってて欲しい心の仕組み
こんにちは。
今日は
「できるにこだわると
できない状況を生み出してしまう不思議」
についてお話ししてみようと思います。
音楽家さんはとても真面目な方が多いです。
頭の中が
「こうしなくては!」
「こうするべき!」
でいっぱいだったり、
ついつい自分に完璧な演奏を求めすぎたりしてしまいます。
これは音楽に真剣に取り組んでいる証拠ですので、素晴らしいことです^^
しかし、
音楽に関わらずなんでもそうですが
「できる自分」「乗り越えられる自分」だけ
が好きで、
いつでもどんな時でも思う通りでいたい!
と思っていると、
「できない自分」を感じるような出来事が起こってしまうんです。
なぜかというと、
何かをできるようになるためには
その前に一旦
できない状況を感じる必要があるからです。
例えば、
陸上選手がハードルを飛び越える時、
目の前にハードルがなければ
「ジャンプして乗り越えられた!」
と実感できませんよね?
できない状態
↓
できる状態
という過程を経験すると、
「できる自分」を感じられるようになるため、
わざわざ困難な状況を自分で起こしてしまったり、
どんなことでも一旦落ち込む
というサイクルに無意識に陥ってしまうことがあるんです。
とっても不思議ですよね・・。
いろんな障害を乗り越えた方が楽しい!
その方が生きてる感じがする!
という方は、
それで幸せに生きていける方なので全然OKです^^
いい・悪いではありません。
生き方は人それぞれ。
でも、ここまで読んでくださって
「ちょっとそれはやだな・・」
と感じていたとしたら、
「できない自分でも、まあいいか」
と自分を軽く許すことから始めてみてください。
音楽を
<ハードモード>でやるか<イージーモード>でやるかは
あなたが選べます。^^
私自身、長い間
頑張ることは苦しむことだ とものすごく勘違いをしていましたので、
大好きなはずの音楽にはいつも
苦しさやつらさがセットになっていました。
思いっきり「ハードモード」で音楽をやっていたわけです。苦笑
純粋に音楽を楽しめない日々が続くと
心が疲れてしまいますよね。
自分はどちらの在り方で音楽を続けたいのか、
ちょっと考えてみるのもいいかもしれません♪