こんにちは。
音楽家専門カウンセリングを受けてくださった方から
よくご報告のメールをいただくことがあります。
「いい感じで練習できています!」
「もっと早く受けたかった」
と言っていただけると、
続けてきてよかったな〜と本当に嬉しいです。^^
ありがとうございます。
また、少人数でワイワイ楽しく開催中の
オンラインサロン「largo(ラルゴ)」の皆さんとの
会話からもいつも元気をいただいています。
自分で主宰しておいてこんなこと言うのもなんですが、
すごく癒されて居心地のいいオンラインサロンなんですよ。
オンラインサロン「largo(ラルゴ)」はメンバー募集中ですので、
ぜひチェックしてくださいね。
さて。
今日は
本番で自分の思い通りの演奏をしたい!と思う方に
知っていて欲しい言葉をご紹介したいと思います。
それは
「自己効力感」という言葉です。
「自分が目標を叶えるために正確な行動を選び取り
実現できるだけの能力を持っていることの認知」
という意味で、
簡単にいうと、
「私はできる」
と思う力のことですね。
英語の「Self-efficacy」を日本語訳した言葉で、
もともとはカナダの心理学者、
アルバート・バンデューラによって提唱されたものだそうです。
あなたは、大事な本番前
「私ならできる!」
と信じることができていますか?^^
ドキドキそわそわしている中で
根拠なく自分を信じるって
なかなか難しいことだと思います。
今ここにない、未来の自分を信じる ということに
なりますもんね。
長年あがり症に悩んでいたり、
自分の演奏に自信がないな〜と感じている方はきっと
そんな風に思うなんて無理だ・・
と感じるかもしれません。
実は先日、
約半年ぶりに演奏の仕事をしてきました。
大型商業施設で、30分の公演を2回するというもの。
予想していた通り、本番前はものすごーーく緊張をしたので、
舞台裏で
「私はできるできるできる!」
と念仏のように声に出して唱えてみたところ、
とても効果があったんです。
もちろん緊張状態ではありましたが、
(納得いかないところも多々あり。笑)
演奏中に変な雑念が入ることなく
いつもの何倍も落ち着いて演奏することができました。
いつも演奏中は、頭の中がいろんな思考が飛び交っていたので
とっても嬉しい変化!
少し前の私だったら
「私ならできる」と信じた方がいいと頭でわかっていながらも
「でもな〜・・」
「今まで一度も満足に演奏できなかったし」
「きっとまたダメなんだろうな」
と、
<過去の経験で得た感情>に負けていたと思います。
不安を無理やり排除しようとせずに
「そこにいていいよ」と優しく居場所を与えながら、
同時に
「私なら大丈夫」
と根拠のない自信を持つことって本当に大事です。
うまくいってからじゃないと自分を信じない!
と意地を張っていると、自分を苦しめることになりますし
思い通りの演奏からはどんどん遠のいてしまいます。
今までうまくいかなかったからといって、
次もまたそうなるとは限りません。
この「自己効力感」をものすごく持っている芸能人といえば
お笑い芸人のみやぞん さん
だと私は思っています!
彼はテレビ番組でいろんな企画にチャレンジしていますが
周囲の人がそれは無理だろう と感じることでも
物凄い能力を発揮してどんどんクリアしていきますよね。
自分の周りの「自己効力感」が強そうな人をイメージしたり
考え方を真似してみるのもおすすめです。^^
ぜひやってみてくださいね♪