音楽家向け個別心理カウンセリングにお申し込みくださる方は
「色々試してみたけど、どれも効果がないんです」
「もしかしたらカウンセリングならどうにかなるかと思って」
と口々におっしゃいます。
『色々試してるのにあがり症が消えないのはどうして？！』
これは長年私も感じていたことです。
あがり症や演奏に自信が持てない根本原因は人によって様々で、
ここでお伝えできることはほんの一部分でしかないのですが、
背景としてあるのは
「今の自分のままでいいはずがない」
という気持ちを持っていることです。
カウンセリングをしていると、
こんな自分を ＜今すぐ＞ ＜完璧に＞ 変えたい！
という思いを抱えている方が多いように思います。
（もちろん私もそうでした）
自信があふれる自分になり
「ああ〜楽しいな〜！」
と思えるような演奏をするためにまずおすすめしたいことは
「自分を今すぐ完璧に変えようという気持ちを捨てる」
ということです。
今すぐ楽になりたいし、解決したい！というお気持ちは
痛いほどわかるのですが、、、。
まずは一旦落ち着きましょう。
頑張ったね
怖かったね
逃げ出さずによく頑張ったね
辛かったね
泣いてもいいよ
もっとうまくやりたかったよね
あなたは間違ってないよ
大丈夫だよ
それでいいよ
あなたのいる場所はちゃんとあるよ
そこにいてもいいよ
ありがとう
こんな風に自分へいたわりの言葉をかけてあげることが先です。
よく私が、鬱やパニックなどで悩んでいる方にお伝えしていることは
「鬱（パニック）と戦わないでくださいね」
「お薬と戦わないでくださいね」
ということ。
これはあがり症でも同じことで、
過度な緊張をしてしまう自分と戦わない
エネルギーが溢れてしまって演奏がボロボロになってしまう自分と戦わない
ということが大事だと私は考えています。
私があがり症を手放せたのは、
戦うのをやめて、一から自分を育て直そうと行動を始めたからです。
（私自身、鬱とパニックを経験&克服していますがその話はまた後日・・）
音楽やっててメンタルに不安があってそれをどうにかたい時、まずは
「自分を今すぐ完璧に変えようという気持ちを捨てる」。
よかったら覚えておいてくださいね！
私があがり症をどうやって手放したか、
音楽活動の中でどんなことを実践しているか
詳しく話を聞いてみたい！という方はぜひ
お試しカウンセリングへお申し込みください。
