かごしま職の魅力発見プロジェクト
先日、母校の鹿児島県立松陽高等学校音楽科にて出前講座をさせていただきました。「かごしま職の魅力発見プロジェクト」と言って、卒業生が仕事について話をするというものです。これまでカウンセリング系のセミナーは散々やってきましたが、こういうお仕事は初ででかなり緊張!!
どんな仕事をしているのか高校生の皆さんにわかりやすく伝えるために、スライドを作って何度も自宅リハーサル。これまでのことをまとめていたら、自分でも「ほ〜、こんなことをやってきたのか」といい振り返りにもなりました。
懐かしのグリーンホール!
会場は、芸術棟の中のグリーンホール。高校時代に実技試験などで使っていた懐かしの場所です。ちなみに私は音大を卒業してから数年間非常勤として働いていたこともあります。
夢に近づくのに大事なことは
音楽科の1,2年生と普通科のみなさん約90名ほどが、ものすごく真剣な表情で話を聞いてくれていました。
「夢に近づくのに1番大事だったことはなんですか?」
「音楽を職にするメリット、デメリットはなんですか?」
「不安や緊張で実力を発揮できない時はどうすれば良いでしょうか」
など、たくさんの質問にお答えしてきました。
私がやっていることは少し特殊ですが、音楽を職にするということがもっと当たり前になる日がくるといいなぁと思っています。学校には相変わらずのんびりとした空気が流れていて、ほっこりしました。いつ来ても空気が澄んでいて大好きな場所です。
「涙が出そうになりました」
後日、担当の先生から生徒さん達からの感想が届きました。本当にたくさんの感想を書いてくれていて、読んでいてもう胸がいっぱいに…(涙)。中には「自分がカウンセリングを受けていたみたいでした」「涙が出そうになりました」というものも。
私は全体に向けて話していたつもりですが、カウンセリングの効果を少し感じてもらえていたようで、本当に良かったです。今回は、後輩達の前で講演をするという本当に幸せな経験をさせていただきました。生徒さん達からの感想は私の一生の宝物です。このような機会をくださったT先生、本当にありがとうございました。今回のことをエネルギーにしてまたこれからも頑張っていきます。
松陽高校音楽科の後輩たちが、幸せに音楽を続けていけますように!